人生は沖でサーフィン
サーフィンを始めました。教え上手な先生に恵まれて、1週間で膝丈の波に乗れるようになりました。昨日は沖の波が高かったので、岸辺の小さめの波で遊びました。
しかし、真のサーファーはやはり沖に出るもの。岸辺の波で遊ぶのは安直に楽しいのですが、やはり沖に出たいという気持ちが強まってきます。サーフィンって欲深いスポーツかもしれない。
そこでいくつかのサーフィンブログをチェック。すると、沖に出てもしばらくは波に乗れないけれど、そこで乗りたい気持ちをグッと堪えて波を見ていることで上達すると書かれている方が多かったです。あるブログによると、沖でぷかぷか期間は3ヶ月が目安だとか。普段はスイス住まいで日本に一時帰国するときしか海には行かないので、焦ってしまいそうだと思いました。
スイスに帰国する日も朝4時半に起きてサーフィン。空港までの電車でヘロヘロの頭でふっと人生では沖に出ているかな、と思いました。(日本=岸辺、スイス=沖、という意味で。)そして確かにスイスに移住した時もぷかぷかと浮いていることしかできない時間が9ヶ月くらいあったと思い出しました。それを考えると、サーフィンでも波を見ているだけの時間が必要なことは当然に思えてきます。
そしてスイスでの最初の9ヶ月はとてももどかしかった。気短で自分に対する過度の期待もあったので、無駄に焦って過ごした記憶があります。その反省の上に立って、サーフィンで沖で波を見る3ヶ月を悠然と楽しめるかどうかというところに自分の成長の試金石があるのかもしれないと思いました。
#サーフィン #海外生活